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あうん漂流記 ~その1~

今回から週に一度、企業組合あうんの歩んできた歴史をお届けしたいと思います。
2010年にリサイクルショップあうんにお越しくださるお客さまとのコミュニケーションを図るためにはじまった
このフリーペーパーの「あうん通信」第一号にはまず挨拶とともに、このような文章で始まりました。


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知っている方もいると思いますが、あうんのお店は普通の会社とは少し違います。
「あうん通信」は、あうんがどういう趣旨で運営されていて、どのような人たちが働いているのかを知っていただきたいと思って発行に至りました。
また、お客さんにお手紙を書くような感じでちょっとした気づきなどを載せることが出来ればいいなと思っています。
知りたいこと、載せてほしい情報がありましたら是非お声をかけてください。

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このフリーペーパーを発行した2010年は、あうんに若いスタッフも増えてきて少しずつ新しい取り組みがはじまったり、
今後お店をどんな風にしていくのか、などをよく話し合っていたように思います。
そんな中、あうんが取り組んでいる「協働労働」のことをもっと積極的にお客様に知っていただき、
応援していただいたり、便利に活用していただきたいと思って始めました。

地域の皆さまに支えてもらったからこそ、お店を続けることができたことに感謝をし、
最近出会った方にも、あうんの歩んできた道を知っていただければ、と
「あうん漂流記」という連載を載せることにしました。





「あうん漂流記」 2010年2月発行


 あうんは、2002年の暑い暑い日、5名のスタッフで、産声をあげました。

ほぼ、半年間の準備段階を経て、恐る恐る踏み出した第1歩でした。東日暮里2丁目の20坪程の事務所倉庫を借り、売り場面積10坪あったでしょうか、とにかく寄付で集めた衣類を並べ、今考えると、とてもお店とは言えないようなスタートでした。

開店第1日目、はたしてお客さんは来てくれるのか、半信半疑の中、忘れもしない第1号のお客さんは近くの工場に勤めるフィリピン人のおにいさん、その後、好奇心旺盛な近所の方々が、1人2人とぽつぽつお店をのぞいてくるようになりました。当時家賃が13万円、1ヶ月目の売上約13万円、これで家賃が払えるとみんなで大喜びしたのを覚えています。
もちろん給料はなし、寄付されたお米を配って現物支給、お昼も納豆や仲町商店街で買ってきた25円のコロッケを食べていたのを懐かしく思い出します。

 当時、地域の方々は、あうんをどう見ていたのでしょうか?きっと突然現れた訳のわからない集団といったところでしょうか。商売とは無縁そうな50代のおじさんたち、毎日毎日集まっては、武骨な手で洋服を仕分けしている様子は、ちょっと不思議な光景ですよね。

地域の方やお客さんたちと名前で呼び合えるようになった頃、あうんの趣旨をお店でも打ち出すようになりました。あうんは「ホームレス」支援から出発していること、野宿している人達も含めて、仕事づくりをしているということ、びくびくしながら打ちだした「あうんの趣旨」は、驚くほど抵抗なく受け入れられたように見えました。「ホームレス」というひとくくりにした顔のない関係から、○○さんという名前のある関係へ変わることが、こんなにも重要なことだということを実感した体験でした。


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↓↑ 2010年当時の店舗の様子です。まずは中古衣類の販売から始まりました。


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tag : リサイクルショップ フリーペーパー

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あうんショップ

Author:あうんショップ
荒川区東日暮里にある「リサイクルショップあうん」です。
お店からのお知らせ、商品の入荷情報、その他様々なことを共有させていただきます。

★オンラインの家電ショップもございます★
http://awn-recycle.com/ 

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